昭和の後半期において、日本人は人類史上まれに見る
驚異的な経済発展を成功させました。
"モノ"もついてはなに不自由なく、とりわけ
食材・食品の豊かさは世界一の日本です。
経済は円熟期を迎え飽食の日本列島ですが、
経済最優先・生産性向上第一の陰で草木や
花・鳥・昆虫など物言えない生き物たちが片隅へと
追いやられています。自然界の体系を、人間の都合で変え、
地球環境という貴重な財産を失おうとしています。
その中で、近ごろ、"モノ"の豊かさよりも心の豊かさを
大切にし求めるようになったのは大変嬉しいことです。
このような社会背景の中で、日本の優れた食文化、
「心のこもったおふくろの味・家庭料理」を育て、
次の世代へ継承し、古き良き食文化を復活し、
拡大させることを目的に
「愛情家庭料理を守る会」を発足いたしました。
日本の正しい食文化を守り、育てるために
皆様お一人お一人の力添えを心からお願いいたします。
理事長 森 孝道